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自然の恵みいっぱい、
天然の甘み!

お砂糖の原料

北海道から沖縄まで!
日本でも栽培される
お砂糖の二大原料。

CHAPTER 1

お砂糖の二大原料として知られているのが、「サトウキビ」と「てん菜」です。

サトウキビは、別名を「甘ショ」と言い、温暖な地域で栽培されるイネ科の多年生植物。夏の強い日差しによって活発な光合成を行い、お砂糖の成分である「ショ糖」をつくります。糖分を含む茎は、高さ3~6m、直径は2.5~5cmにもなります。日本では鹿児島や沖縄など、温暖な地域で栽培されています。

一方で、寒さに強く、冷涼な地域で育つのが「てん菜」です。「ビート」という呼び名でも知られています。見た目はダイコンに似ていますが、実はホウレンソウの仲間。根の部分に糖分を蓄え、直径10~15cm、長さ約30cmの紡錘形で、重さは500g~1kg程度まで成長します。

これらの植物を精製して、不純物を取り除いて生まれるのがお砂糖。
植物原料100%、天然の甘みなんです。

サトウキビ(別名:甘ショ)
日本では沖縄をはじめ、種子島や奄美大島などの鹿児島県南西諸島が主な産地。

てん菜(別名:ビート、サトウダイコン)
温帯の冷涼な地域に育つ植物で、日本における主な産地は北海道。