q.41
サトウキビが「環境にやさしい作物」と言われる理由は?

answer
サトウキビは、光合成により砂糖を作る際に、地球温暖化の要因といわれる空気中の二酸化炭素を多く吸収します。さらに、産地の沖縄や鹿児島の南西諸島にある製糖(原料糖)工場でのボイラー発電の燃料には「バガス」と呼ばれるサトウキビの搾りかすが利用され、必要な電力のほとんどが賄われています。また、バガスは畑の肥料や家畜の飼料にも利用されています。このように、サトウキビは資源を無駄なく活用できることから、地球環境に優しい作物といえるでしょう。