パン生地に砂糖を加えると、
どのような効果が得られますか？

パンを作るときの砂糖の調理効果には2つあります。
1つは砂糖がイースト菌の栄養になることです。イースト菌(酵母)は糖分を栄養としていますが、小麦粉中の糖分だけでは充分に発酵しないことがあります。砂糖を加えることで発酵しやすくなり、パンは膨らみます。
もう1つは美味しそうな焼き色です。パンやクッキーの焼き色は、糖が小麦粉・牛乳・卵などに含まれるアミノ酸と反応してできるもので、キツネ色に仕上がります。